リサイタルのポスター

1/30(fri) 藤田真頼リサイタル












 ピアニストの川畑淳君(さん)に誘ってもらって、四谷区民ホールに、フルーティスト藤田真頼さんのリサイタルを聴きに行きました。
 一緒に行く予定だった野田ユカさんは、作曲の仕事が終わらず残念ながらキャンセルでした。
 この藤田真頼さんという人は、川畑君(さん)の劇場での仕事仲間で、長くパリでランパルなどのもとで勉強されたそうです。
 今回はそんな経歴もあってか、「タファネルとゴーベールの遺産」とタイトルがつけられ、両者の作品だけによるプログラムが組まれていました。 
 どの曲も『いかにもムヅカシー』といった感じで、一曲として息の抜けるものが無し!聴くほうは相当の集中を要されますが、演奏者のほうもこれは大変な様子。
 それでもしっかり仕上がっているのは、さすがトッププロといったところでしょうか。
 どちらかというと、前半より後半のほうがより伸びやかになり、スケール大きく、かく格調高く演奏されていました。
 特に、最後のタファネルの《魔弾の射手幻想曲》は鮮やかに吹き上げて爽快でした。
 会場には、同じパールのフルートを吹くベノワ・フロマンジェ(バイエルン放送響)やこの間楽器を修理していただいたパール楽器(株)の広瀬さん、それに僕の師匠の糸井先生や20年前に教えていただいた先生も見られ、ちょっとした挨拶ラッシュでした。
 帰りに川畑君(さん)お勧めの中華料理店で、野郎二人だけの新年会でした。。
 


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